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Vol.15

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今回の「THE LINKs 2025」は、約300名の参加者が集まり、米国からも2名の方が参加されました。イベントのコアテーマは「つながり」。2日間の日程で、講演や神事、トークショーなどが実施され、各プログラムを通じて参加者が「つながり」を実感できるよう設計されていました。今回残念ながら参加できなかった方に、桑名のオープニング講演をお届けしたいと考え、講演内容をここに掲載することになりました。参加された方も、再度桑名の講演内容をお読みいただき、日常生活の中で今回の講演を通じて得られたことをご自分の意識につなげていただければと思います。

2025年8月2日(土) 桑名正典 オープニング講演

 

今回のテーマは、もうTHE LINKsというタイトル通りです。ずばり 「つながり」です。つながり、このつながりっていうものを皆さんの中で感じていただいたり、腑に落としていただくことで、人生が色々な部分で変わってくるんですよね。 例えば、自分自身の自分っていうのは大切な存在なんだということが腑に落ちたり、感謝の思いが不意に出てきたり、日常の中で自分っていう存在の役割の大切さがわかったり、自分自身を活かせるようになった、といったことです。こういったことが日常の中で起こってくるんです。 なので、皆さんが今日と明日、講師の先生方のお話を聞くとき、夜の神事、トークショーとか、そういったところでも、常につながりっていうことを意識していただければ、とてもいいかなと思います。

講師の方々のお話で、自分自身に与えてもらった素晴らしい想像力や力、そういったものを感じられたりとか、ご先祖様とのつながりを感じられたりとか、今日は女性の参加者の方が多いので、これからの時代の女性の生き方というものを感じていただきたいと思います。僕もいろんな講師の方とつながっていますが、その中でも特にこの「THE LINKs」で僕が感じてもらいたいことを話してくださる方々をお呼びしているので、是非つながりという部分を意識して、今日明日お過ごしいただければと思います。

 

身近なつながりで言うと、これが参加を躊躇する原因の 1つになったかと思うんですけれども、部屋を勝手にこちらで決めてるんです。 前回もそうですが、部屋割りは神采配が働いてます。本当に何の意図もなくやってます。でも、そこに出会う人とは何か不思議なつながりを感じたりもします。 この神采配もいろいろありまして。 ある人によってはわからないんですよね。 人によっては、この人とは何だか色々なこと一緒にできるなとか、以前会ったような気がするとか、感じる人もいらっしゃいます。 ただ、世の中には因縁っていうのがあって、だから何だかこの人とは合わないなぁとか感じます。 でもそれも実は采配なんですよね。 ことわざでもあるように、「袖振り合うも多生の縁」っていいますよね。 多生というのは多くの多く生きると書きます。つまりいろんな過去世ですよね。 袖振り合うぐらいの縁の人は、過去世でも縁があった人ということ。 そんな意味合いの言葉なんです。

熊谷まで来て、 これだけの人が集まって、このようなマニアックな場で、部屋が一緒になるというのはすごい事なんです。 人とのご縁っていうのは、何か過去から決めてきて、こういうこと一緒にやろうという縁もありますけれども、その人と出会うことで過去の果たせなかったことを、お互いにクリアしていくというご縁もあります。 なので、そういう意味でも人によって感じ方は全然違うと思います。 でも、この人とは合わないなと思っても、何かしらつながりがあってのものなので、そういう感覚や意識ですべての物事をぜひ判断していただきたいんです。日常生活の中も、そうやって必要なことがちょこちょこ起きています。それがこの2日間のイベントでは色濃く起きるんだと思っておいてください。 で、ちょっと合わないなって人がいたら、YouTubeで僕が伝えいるように、この言葉を唱えてください。

「私はあなたの存在を認めていませんでした。申し訳ございません。 

私はあなたの存在に感謝します。ありがとうございます。」

次に、自分自身に言います。

「私は私の存在を認めていませんでした。申し訳ございません。 

私は私の存在に感謝します。ありがとうございます。」

この言葉を胸に手を当てて3回ぐらい唱えてみてください。何を認めているとかそんなことは考えなくていいです。 どういう部分が合わない、 そんなことも考えなくていいんです。相手は自分の中の受け入れられていない何かを表しているから、イラッとしたり。 見たくないものを見せてくる。 だから、今までの人生ではそういう人が現れると切り離してきてるんですね。なので、私はあなたの存在を認めていませんでした。 申し訳ございません。 私はあなたの存在に感謝します。 同じものが自分の中にもあるので、私は私も存在を認めていませんでした。 申し訳ございません。 私は私の存在に感謝します。というこの言葉を言ってください。 棒読みでいいです。

そうすると、今回のいろんなつながりというのが、すごく皆様の人生を前に進めるための2日間になります。 起こってくること、見えてくるもの、聞こえてくるもの、これら全部が必要なこと、全部が今のご自分にとって必要なことなんです。僕は 普段がっつり浄化とブロック外しといったセミナーやっていますが、聖域というのを作るんです。 で、この2日間もこういった聖域の中で過ごしてるんだと思っていただければと思います。特に、聖域の中では今の自分に必要な出来事が特に起こってくるんです。 僕はセミナーでよく言ってますが、それを素直に受け取ると思ってくださいと。 聖域の中で起こってくることを、です。あれは違うとか、これは私は受け取りたくない、これは私にとって不必要、といったことを思っていると、いつまでたって人生は前に進まないです。

この2日間もそういったことが起こってきますので、もちろんいいことは喜んでいいですよ。 でもネガティブなことが起こっても、それらは必要なこと、そんな感じで受け止められると、いいです。たとえネガティブなことが起こって、これは自分にとって必要だと思って、別に反省とかしなくていいんです。 反省しなくていいし、私の波動が低いからかなとか、一切考えなくていいんです。多くの人すぐ、私のどこが問題なのかなとか考えますが、そんなことは思わなくていいので、先ほどの言葉を唱えてください。そんな感じで、この2日間は すべて起こってくる物事を、自分の人生のプラスにしていっていただけると、この2日間が非常に実りあるものになってくると思います。是非そのことは意識しておいて欲しいと思います。

日本人の伝統的な精神性 〜 生かされている

さて、つながりというテーマについてちょっとお話しますね。そもそも我々日本人は、この「つながり」を大切にしてきた民族なんですよね。 で、今回のTHE LINKsのホームページにも物質文明とか西洋文明に限界が来ている、 そんなメッセージを書きましたけど、僕たちは日本人、日本人だけじゃないですかね。 今は日本人みたいな外国人の方もいますが、 日本人の記憶を多分持ってるんだと思うんですよね。 日本に多くいらっしゃっているそういう方々も日本人だと思って解釈いただくといいですね。

 

日本人の精神性というのは、西洋文明と真逆なんですよ。 真逆です。 一言で言うと、西洋文明は「生きている」なんですよ。 日本の古来から大切にされてきた考え方は「生かされている」なんです。 この「生かされてる」で、個人が中心なのか、全体が中心なのか、という考え方ですね。だから西洋方面は個人が中心、でもこれどっちがいい悪いとかじゃないんです。こういう話をすると、あの明治維新がどうだったとか、戦争に負けてGHQがどうだったとか、陰謀論のような話を言う人いるんです。もちろんそういう側面もあるんですが、僕の歴史の見方はそれは1つのプロセスだということです。 それも必要なことだったんだろうなと思って見ています。 誰が悪いとかそういったことではなく、今、多くの日本人の皆様が生きづらく感じているのは、やはり本来僕たちの記憶の中に入っている生き方と、それと今の世の中で信じられている生き方が、ちょっと逆の部分が多いんですね。その原因の大きな1つが「生かされている」という思想です。 西洋文明は個人主義、日本は全体主義ですね。このことが一番分かりやすく現れているのが、住所の書き方なんです。 今日はアメリカから来られている方もいらっしゃいますが、アメリカは番地から書きますね、つまり自分の地点から書いてその周りを書くという書き方。 でも、日本は東京都、次に港区とか、 大きなところから自分の地点を書いていく書き方。だから考え方とかが真逆なんです。

日本人は周りを気にしてばかりみたいな揶揄する考え方もありますが、もう日本は全体を通して、我々みんな一緒になって幸せな方向に行きましょう、その中で自分の役割はこれ、あなたの役割はこれ、というように、それぞれの役割をしっかり果たして、みんなで豊かになっていこうね、というのが日本人の本来の考え方なんです。全体主義ですから。 なので「つながり」ということがめちゃくちゃ大事なんです。

日本の大本の考え方についてです。日本には宗教がないと言いますが、宗教がないわけではなく、浸透しすぎて意識していないだけなんです。 例えば、みなさん「いただきます」と手を合わせますよね、これは宗教そのものです。日本人の中にある宗教は神道です、八百万の神々。この八百万の神々というのは、結構アミニズム的な自然信仰だと思っている人が多いですがそうではないです。 日本人はもともとどういう精神性を持っていたかという話しをしますね。これは僕も教えていただいた話です。日本人は命をいただいている、 その対象を神として祀ったんです。 僕たちは自然からたくさんの命をいただいてます。 それを端的に表しているのが「いただきます」という言葉なんです。自然の食べ物から僕たちは命いただくから、それに対していただきますと言うんです。だから、自然からたくさんのエネルギー、命をいただいているというので、自然信仰というのがあって、そして先祖の信仰、もう八百万の神々の1つなんです。よく天照大御神が神様って思う人も多いですが、天照大御神も天皇家のご先祖様です。僕たちはもう三十代ぐらい前にさかのぼっていくと、もう億を超えるご先祖様がいらっしゃるわけです。 なので、その中には絶対天皇家の流れというがあります、その大本をたどっていくと、天照大御神がいらっしゃるわけです。 その天照大御神を中心に、この日本というのを守っていただいているから、僕たちは神社で手を合わせるんです。 つまり先祖信仰ですよね。 このように、ご先祖様から僕たちは命をいただいてる、 だから手を合わせる、ということです。

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そもそも天照大御神というのは大和族だったんです。 古事記で有名な国譲りの伝説があります。西洋文明では、自分が征服した先の宗教とか言語を変えさせたんです。 キリスト教を布教させたり、そうやって自分たちの宗教や言語に変えさせたんですが、大和民族で何をしたかというと、その相手の宗教を奪わなかったわけです。 相手の宗教を奪わずに、あなたたちが信仰しているその神様はそのまま残し、我々で一緒に祈りましょうと、相手の信仰を奪わずに大切にしていったわけです。その結果、我々の日本には神様がいっぱい存在したということです。こういうことが調和なんです。

日本に仏教が入ってきたときに、神仏が集合できた世界の唯一の民族が我々日本人です。それはもともと天照大御神、大和民族がやってたこと、相手の信仰潰さずに仲間にしてきた精神性があったからこそ、仏教が入ってきた時にも同じことをやっただけなんです。 でも、世界中で神仏集合できた国っていうのは日本だけなんです。 だから、みんな仲間で、みんなで一緒にやっていこうという考え方が、僕たちの記憶の中に色濃く入っていると思います。そのことをきちんと意識して生きていく方がいいんじゃないかというのが、僕が仕事を通じて思っていることです。八百万の神々という神道の世界では、命をいただいている、 その対象を神様としているので、僕たちもたくさんのものから、実はたくさんのエネルギーを、今この瞬間にもいただいています。 それが感じられるようになると、生き方というものが変わってきます。 生かされているということが実感できるようになるからです。そのことを少し感じて欲しいので、今からお伝えすることをやってみてください。スマホやメモに、普段よく関わる人、関わっている人の家族、会社の同僚、今日のセミナーの仲間とか、とにかく普段関わっている人の名前を何人か書いてみてください。ご自分がわかればいいので、フルネームである必要はありません。あだ名でもいいです。名前知らなくても毎日会うコンビニのいい感じの店員さんみたいな人でもOK。 書き終わったら、次は自分が大好き、この人の歌を聴くと元気が出るミュージシャンであったり、この人が頑張ってる姿を見るとなんか明日も頑張れそうな気がするっていうスポーツ選手、芸能人、アイドル。この人のネタを見ると大爆笑してすっきりできるお笑い芸人とか。あとは元気の出る神社、好きな神社とかですね。

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では、一度それを見直してみましょう。確認したら軽く目を落としてゆっくりと深呼吸。 鼻からゆっくり息を吐き出し、周りの音に耳を澄まして、そして今度は座っている椅子の感覚に意識を向け、そして、意識を内側に向けてください。そして、手のひらを前に出して、水をすくうような形をつくって、そのその手のひらに、先ほど出したさまざまな方からのたくさんの思いや、エネルギーが来ていることを感じてみてください。 まずは、普段、自分が関わっている人、家族や仲間やよく行くお店の店員さんや、そういった人たちから、たくさんの思いやエネルギーが流れてきていることを感じます。 感じたらそれを胸の中にします。もう一度手のひらを前に出して、今度はスポーツ選手や芸能人、そういった人からた

くさんの元気をもらっているエネルギーを感じてそれを胸の中にします。 もう一度、手を前に出しましょう。 今度はご自身が好きな神社、その神社から自分の氏神様を通してエネルギーが入っきます。そのいただいてるエネルギーが手のひらに集まる。 大好きな神社と氏神様から自分の手のひらに、それを胸の中にします。 じっくりと味わったら手を下ろしてゆっくりと目を閉じてください。どんな感じがしますか? 何か温かくなったり、じわーっと広がるものがあったり、感じ方は人それぞれです。 そのいただいているエネルギーが普段からずっと来てるんですよ。そのエネルギーで僕たちは生かしていただいているんですね。 それを常に感じていただきたいんです。 常にいろんな存在からです。スピリチュアルな人、特にスピリチュアルリーダーは結構言いがちなんです、私はこんなメッセージが降りてきた、と。へぇ、すごいなと思うでしょう?いえ、 みんなにも降りて来てるんです。

生かされている役割をはたすこと

僕は昔、ちょっと仕事がうまくいってなかった時に、ちょっと自分と向き合おうと思って一時的に一回仕事をお休みをしてたことがあるんです。 当時、1ヶ月ぐらい「緩める」ってことをしてたんです。 これからの時間はどうしようかなと。 で、ある時散歩していたら、松陰神社という神社が見えたんです。 その神社の存在は知っていたんですが、電車で行く距離だと思っていたのに、歩いていたら着いちゃったという感じです。 ま、散歩というか、徘徊ですよね、それ。 僕は幕末が大好きで、吉田松陰も大好きなので、こんな所があるんだと思い、お参りしていたら、左手にお墓があると書いてあったんです。そこで、吉田松陰のお墓で手を合わせていたら、声が聞こえてきたような気がしたんです。 何て聞こえてきたかというと、「美しい国を作っていってください」という言葉だったんです。 えっ!と思ってびっくりしました。 でも、よくよく冷静に考えると、それは先人の思いなんだと気づいたんです。 僕に降りて来たわけでなくて、吉田松蔭のお墓にお参りに来られる方に、そういう願いを送っているわけです。そして、その願いとともに、そういう願いはエネルギーですから、それを僕たちは常に受け取っている、ということも感じたんです。 だから皆さんにも常にエネルギーが来てるんです。

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そういうことが僕の中で、あ、そうか!と腹落ちしたことがあったので、もうだいぶ昔ですけれどそれをお話しますね。やしきたかじんさんってみなさんご存知ですよね?僕は好きですが大ファンっていうわけでもなく、もちろんコンサートに行ったことないんです。ただ、関西ではテレビにたかじんさんが出てれば見る、というような感じだったんです。 ところが、やしきたかじんさんが亡くなられたとき、 会ったこともないのに、心の中で穴が開いたような気がしたんです。 志村けんさんが亡くなられた時に、そう感じた方もいらっしゃると思いますが、たかじんさんが亡くなって心に穴が開くということは、そこを埋めてくれていた人、その場所をたかじんさんていう存在が埋めてくれてたから、いなくなった時に穴があいた気がするんですんだと思うんです。 先ほどの元気をくれる有名人も、皆さんの生きる何かのエネルギーを送ってくれてるんですよ。なので、ここで感じていただきたいのは、そういうエネルギーが来てということもそうですし、このいただいているエネルギーは、ご先祖様、神様、周りの関わるいろいろな人が、無条件に送ってくれているものなんです。 大切なのことはここなんです。「無条件」ということなんです。 別にすごい人じゃなくていいんです。 すごい自分にならなくてもいいんですよ。それでも、そのエネルギーが自分を生かしてくれてるんですよね。 このことをずっと深く深く感じて欲しいと思います。僕、この話すると、道徳的な感じで受け取られると嫌なので注意してるんですが、単にそうなんだよって話です。 特別それに感謝しろってことでもないんです。 そういうエネルギーで僕たちは生かしてもらっているので。 大事なのはここからですよ。 だから、自分をちゃんと大切に思ってあげてほしいですよね。 無条件なんです。 何しててもいいんです。どんな時にもエネルギーは来てるんですよ。 そうやって無条件に生かしてもらってるんだっていうことを感じていただきたいです。 そうすると自分自身が大切な存在なのかなって、ちょっと思えるようになるんです。 で、生かしていただいているのはなぜかというと役割があるからです。 世の中でこの世界の中で、この日本の中で地域コミュニティの中で、会社の中で何かの役割があるから存在している

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し、生かしてもらってる。 その役割を、生かしてもらってるという感覚がどんどん深くなればなるほど、自分という存在を大切に思えるようになります。何か役に立たないと、という意識になっていくと義務感みたいで嫌なものです。 でも、せっかく生かしていただいてるんだからと感じれば、自分もお役に立とうかな、という感覚になるんです。多分、昔の人はそういう感覚で生きていたんだろうなと思うんです。 自然の中でシンプルに生き、農家の人も、何かわらじをはく人も籠を担ぐ人も、自分の役割というのをさせていただいているから、それをまずはしっかりしようとそういったことをやり、生かしている自分という存在を楽しむ、ということをしてたんじゃないのかなと思うんです。 だから江戸時代に、外国人が日本に来たときに、日本人はなんておらかな民族なんだ、と驚いたというお話があるんです。 僕たちの祖先はそういう人たちなんです。だから、生かされている、ということを感じていただきたいし、今、皆さんに感じていただいたっていうのはつながりそのものですから。 皆様はそういったいろんな人とのつながりの中で、生かしてもらってるんだということを感じてください。で、もう1つお話すると、その生かしてもらっている僕たちには、すごい力があるんですよ。 いろんなものを創造する力、創造というのは、クリエイトの力です。 だから、そのいただいているその能力を、ちゃんと活かすということが僕たちを生かしてくれている多くの人たちへの恩返しになる、 僕はそんな感覚を持って仕事をしています。だから、ユーチューブとか毎日やってすごいですねとか、すごく忙しくしてるのにすごいですね、と言われることも多いんですが、僕の中には感謝しかないんです。 僕はもう独立して19年目なんですけど、暇だという地獄を知ってるんです。自分で仕事をしていて暇というのは地獄なんですよ。 だから誰かから必要とされているということは、とてもありがたいことなんです。なので、いつもありがたいなと思いながら、仕事をやらせていただいてます。

皆さんの中にもそういう役割があるし、今の生かされている役割というのをしっかりやるということが、すごく大事です。ここだけ聞くとなんか説教みたいになりますけど、一番感じていただきたいのは先ほどのエネルギーなんです。 先ほどのエネルギー、今この瞬間も来ています。僕たちは地球からもたくさんのエネルギーをいただいているので、だから地球に感謝をするんです。神社でお参りして、氏神様に行きましょうと僕はよく言っています。月末に行くならその月の感謝と次の月の誓いをしましょうと。なぜそういうことをしましょう、と言うかというと、もちろん自分のためですが、もう1つは神様のためでもあるんです。 神様・氏神様って地域の神様なんです。昔は、あの氏だから自分の一族の神様ということでしたけど、今の時代は引越しとか人の流動性が高まって、いろんな場所に住むようになったので、一族の神様ではなくその地域の神様に変わって、その地域を守ってくれてるんです。氏神様が弱くなると、地域の土地の波動も下がってくるんです。 そうなると、その土地にいる人たちの精神が安定しずらくなったりとか、事件・事故が増えたりするんです。

神社・氏神様にお詣りするのはエネルギーの循環

では、なぜ氏神様の力が弱まってるかというと、足しげく通う人が少なくなってるからなんです。神様は地球もそうなんですけれども、見えない存在のエネルギーって何だと思います?僕たちはたくさんエネルギーいたただいていますよね。その見えない存在のエネルギーは何かというと僕たちの感謝の思いなんです。 だから、僕たちが神社に行って感謝することで、その神社が地域を守る力に変わるんです。 この循環なんです。 神様と人間、目に見える世界と目に見えない世界、役割分担をして、この地球、この日本をつくっていってるというのが日本の考え方です。だから氏神様に行ってくださいねと言ってるわけです。僕たちの感謝の思いというのはすごくエネルギーになるので、それをぜひやっていただきたいです。

 

自分には今そういう与えられている役割はないという方も、本当はいっぱい役割があるんです。専業主婦の人も、専業主婦という立派な役割がありますから、それを誇りに思っていただけたら嬉しいです。それでもそういった役割に誇り持てないと思う時には、ぜひ周りの人に感謝するということをやってみてください。コンビニの店員さんに「ありがとう」っていうとかです。 そういったちょっとしたエネルギー循環っていうのが、皆様にとってすごくいい状態をつくっていくことにつながるんです。是非、実践して行動していただければなと思います。

 

この2日間ではそのつながり、 見えない存在とのつながり、皆さん個人個人のつながり、それとここに一堂に集まった皆さんのつながり、これをぜひ感じていただきたいです。このイベントは毎年あるので、今と未来の自分、来年の自分とのつながり、それを作ってつないでいくのが僕たちの人生ですので、ご自分で意識してやっていただければと思います。

 

参加者の皆さんと一緒にこのイベントを作っていきますので、皆さんの人生にとっても、素敵な最高の2日間になればと思います。 ここで会えた奇跡のつながりを大切に、これからも育んでいただければと思います。 2日間どうぞよろしくお願いします。 ありがとうございました。

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そういうことが僕の中で、あ、そうか!と腹落ちしたことがあったので、もうだいぶ昔ですけれどそれをお話しますね。やしきたかじんさんってみなさんご存知ですよね?僕は好きですが大ファンっていうわけでもなく、もちろんコンサートに行ったことないんです。ただ、関西ではテレビにたかじんさんが出てれば見る、というような感じだったんです。 ところが、やしきたかじんさんが亡くなられたとき、 会ったこともないのに、心の中で穴が開いたような気がしたんです。 志村けんさんが亡くなられた時に、そう感じた方もいらっしゃると思いますが、たかじんさんが亡くなって心に穴が開くということは、そこを埋めてくれていた人、その場所をたかじんさんていう存在が埋めてくれてたから、いなくなった時に穴があいた気がするんですんだと思うんです。 先ほどの元気をくれる有名人も、皆さんの生きる何かのエネルギーを送ってくれてるんですよ。なので、ここで感じていただきたいのは、そういうエネルギーが来てということもそうですし、このいただいているエネルギーは、ご先祖様、神様、周りの関わるいろいろな人が、無条件に送ってくれているものなんです。 大切なのことはここなんです。「無条件」ということなんです。 別にすごい人じゃなくていいんです。 すごい自分にならなくてもいいんですよ。それでも、そのエネルギーが自分を生かしてくれてるんですよね。 このことをずっと深く深く感じて欲しいと思います。僕、この話すると、道徳的な感じで受け取られると嫌なので注意してるんですが、単にそうなんだよって話です。 特別それに感謝しろってことでもないんです。 そういうエネルギーで僕たちは生かしてもらっているので。 大事なのはここからですよ。 だから、自分をちゃんと大切に思ってあげてほしいですよね。 無条件なんです。 何しててもいいんです。どんな時にもエネルギーは来てるんですよ。 そうやって無条件に生かしてもらってるんだっていうことを感じていただきたいです。 そうすると自分自身が大切な存在なのかなって、ちょっと思えるようになるんです。 で、生かしていただいているのはなぜかというと役割があるからです。 世の中でこの世界の中で、この日本の中で地域コミュニティの中で、会社の中で何かの役割があるから存在しているし、生かしてもらってる。 その役割を、生かしてもらってるという感覚がどんどん深くなればなるほど、自分という存在を大切に思えるようになります。何か役に立たないと、という意識になっていくと義務感みたいで嫌なものです。 でも、せっかく生かしていただいてるんだからと感じれば、自分もお役に立とうかな、という感覚になるんです。多分、昔の人はそういう感覚で生きていたんだろうなと思うんです。 自然の中でシンプルに生き、農家の人も、何かわらじをはく人も籠を担ぐ人も、自分の役割というのをさせていただいているから、それをまずはしっかりしようとそういったことをやり、生かしている自分という存在を楽しむ、ということをしてたんじゃないのかなと思うんです。 だから江戸時代に、外国人が日本に来たときに、日本人はなんておらかな民族なんだ、と驚いたというお話があるんです。 僕たちの祖先はそういう人たちなんです。だから、生かされている、ということを感じていただきたいし、今、皆さんに感じていただいたっていうのはつながりそのものですから。 皆様はそういったいろんな人とのつながりの中で、生かしてもらってるんだということを感じてください。で、もう1つお話すると、その生かしてもらっている僕たちには、すごい力があるんですよ。 いろんなものを創造する力、創造というのは、クリエイトの力です。 だから、そのいただいているその能力を、ちゃんと活かすということが僕たちを生かしてくれている多くの人たちへの恩返しになる、 僕はそんな感覚を持って仕事をしています。だから、ユーチューブとか毎日やってすごいですねとか、すごく忙しくしてるのにすごいですね、と言われることも多いんですが、僕の中には感謝しかないんです。 僕はもう独立して19年目なんですけど、暇だという地獄を知ってるんです。自分で仕事をしていて暇というのは地獄なんですよ。 だから誰かから必要とされているということは、とてもありがたいことなんです。なので、いつもありがたいなと思いながら、仕事をやらせていただいてます。

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皆さんの中にもそういう役割があるし、今の生かされている役割というのをしっかりやるということが、すごく大事です。ここだけ聞くとなんか説教みたいになりますけど、一番感じていただきたいのは先ほどのエネルギーなんです。 先ほどのエネルギー、今この瞬間も来ています。僕たちは地球からもたくさんのエネルギーをいただいているので、だから地球に感謝をするんです。神社でお参りして、氏神様に行きましょうと僕はよく言っています。月末に行くならその月の感謝と次の月の誓いをしましょうと。なぜそういうことをしましょう、と言うかというと、もちろん自分のためですが、もう1つは神様のためでもあるんです。 神様・氏神様って地域の神様なんです。昔は、あの氏だから自分の一族の神様ということでしたけど、今の時代は引越しとか人の流動性が高まって、いろんな場所に住むようになったので、一族の神様ではなくその地域の神様に変わって、その地域を守ってくれてるんです。氏神様が弱くなると、地域の土地の波動も下がってくるんです。 そうなると、その土地にいる人たちの精神が安定しずらくなったりとか、事件・事故が増えたりするんです。

神社・氏神様にお詣りするのはエネルギーの循環

では、なぜ氏神様の力が弱まってるかというと、足しげく通う人が少なくなってるからなんです。神様は地球もそうなんですけれども、見えない存在のエネルギーって何だと思います?僕たちはたくさんエネルギーいたただいていますよね。その見えない存在のエネルギーは何かというと僕たちの感謝の思いなんです。 だから、僕たちが神社に行って感謝することで、その神社が地域を守る力に変わるんです。 この循環なんです。 神様と人間、目に見える世界と目に見えない世界、役割分担をして、この地球、この日本をつくっていってるというのが日本の考え方です。だから氏神様に行ってくださいねと言ってるわけです。僕たちの感謝の思いというのはすごくエネルギーになるので、それをぜひやっていただきたいです。

 

自分には今そういう与えられている役割はないという方も、本当はいっぱい役割があるんです。専業主婦の人も、専業主婦という立派な役割がありますから、それを誇りに思っていただけたら嬉しいです。それでもそういった役割に誇り持てないと思う時には、ぜひ周りの人に感謝するということをやってみてください。コンビニの店員さんに「ありがとう」っていうとかです。 そういったちょっとしたエネルギー循環っていうのが、皆様にとってすごくいい状態をつくっていくことにつながるんです。是非、実践して行動していただければなと思います。

 

この2日間ではそのつながり、 見えない存在とのつながり、皆さん個人個人のつながり、それとここに一堂に集まった皆さんのつながり、これをぜひ感じていただきたいです。このイベントは毎年あるので、今と未来の自分、来年の自分とのつながり、それを作ってつないでいくのが僕たちの人生ですので、ご自分で意識してやっていただければと思います。

 

参加者の皆さんと一緒にこのイベントを作っていきますので、皆さんの人生にとっても、素敵な最高の2日間になればと思います。 ここで会えた奇跡のつながりを大切に、これからも育んでいただければと思います。 2日間どうぞよろしくお願いします。 ありがとうございました。

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THE LINKs2025 参加者アンケート

桑名さんはじめスタッフの皆様、ボランティアスタッフの皆様、素晴らしいイベントをありがとうございました。なかなかできない体験をさせていただき、遠い存在に感じていた講師の皆様とも直接お会いできて感激しています。色々なことを感じながら、自分と向き合い、進みたい方向が明確になった二日間でした。今、胸の内の炎が大きく燃え上がっています!

 

お部屋で一緒になったメンバーが5人いて、その方たちと話すことで、自分の仕事のヒントになることがたくさんもらえたので、それをこれからの仕事に生かしたいです。

 

なんか今までは他力本願だったんで、これから自分のために生きていきたい、過ごしていきたい、これを機会に自分で頑張って生きていきたいなと思うようになりました。

 

参加者の皆さんが本当に素敵な方ばかりで、あたたかいご縁に包まれたかけがえのない2日間でした。 同室の方ともグループLINEで繋がることができ、とても嬉しかったです!

 

ボランティアで参加させていただいて、こう1つ1つの掛け声だったりとか、声かけっていうのは大事だなというふうに思いましたね。それでやっぱりチームワークっていうのがこうやって固まっていくんだな、というのを日々あの時間を経過する中で感じました。

 

こういった、心が大きく動くような体験は、大人になってからほとんどしていなかったことに気付きました。

 

昨年も阿蘇のリンクスに参加させていただいて神事で、もうすごい涙涙涙だったんです。今年もやっぱり途中でもうぐっときて、涙がすごく込み上げてくるものがあって、うわー、やっぱりこれ浄化よね、と思いました。

 

僕がもう一度聞きたいと思った方々からお話を聞けたのが、なんかすごい勉強になりましたし。 知らない世界を知ることができたなっていうのは、大きいなと思っています。

 

1つになるつながる、その大切にするっていうのを、なんか会場にいる方と一緒にすごく感じて、なんかあったかい気持ちにすごいなりました。

 

これからの自分の人生の道標になるような体験を、同じ部屋になった人やボランティアメンバーを通して気づき、神事に大きく背中を押された感じです。

 

ボランティアの経験はすごい学びになりました。陰で支えることはどういうことかを、体感しました。忙しさの中に計り知れない充実感がありました。

 

出逢い、誓い、感動、涙ありの二日間あっという間でした。ありがとうございました。

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